「単焦点レンズにしか見えない世界がある」 SONY α7Ⅱ+ 手持ち各焦点レンズ撮り比べ

前回の記事では、SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II という超広角レンズでの撮影を中心に紹介しました。


SONY α7Ⅱ+SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II で撮る冬の稚内 | Senbonsakura.com

 

実はこの撮影(撮影だけが稚内に向かった目的ではないですが)、3本の単焦点レンズのみを持って出かけましたので、お伝えしたいと思います。

単焦点レンズを好む3つの理由

ボクは単焦点レンズが好きです。

理由はいくつかあります。

まず第1に、フィルム時代・・・というか初めて一眼レフを購入した時から単焦点レンズ(50mmの標準レンズ)に慣れ親しんでいること。どうしても1本目には単焦点の標準レンズを必ず選んでしまう傾向にあります。

第2に、その描写。
どうしてもズームレンズは複数の焦点距離を1本のレンズでまかなうため、ある部分妥協点といったものが感じられることがあります。例えばF値(レンズの明るさ)は全体的に暗い傾向にありますが、単焦点レンズは、その焦点距離特化なので、比較的設計にムリがなくF値も明るいことが多いです。それが、ボケや解像度といった描写表現に表れていると感じます。

第3にその大きさ。
単焦点のレンズはコンパクトです。
ズームレンズが500g以上あることが多いのに比べて、単焦点は100g台のものも多いです。カメラ本邸に取り付けた際にコンパクトになるのはやはり使いやすいと感じます。

もちろん、単焦点のレンズではズームはできませんので、場合によってはレンズを付け替えたり、自分自身の足で場所を移動してフレーミングをする必要があります。でも、その作業、動作が楽しいのです。ズームでその場所から動かずに撮影できるのは楽ですが、それをしてしまうと気付かないことも多いです。また移動したことによって新たな発見もあったり視線の変化もあったりするので、そういった面でも単焦点は良いなと感じるのです。

3本の単焦点レンズ

今回の稚内行きで持参した単焦点レンズは3本です。

  • Leica SUMMICRON-M 50mm f/2(α7Ⅱにセット)
  • Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II(写真右手前)
  • SONY SEL35F28Z Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA(写真右奥)

焦点距離で言うと、15mm・35mm・50mmとなります。

15mmはさすがに極端としても、35〜50mmであれば、ズームレンズでもOKですし、それ以上望遠側の距離が欲しくなる場合には便利かもしれません。でも、撮影って割り切りも楽しいですよ。

「そのレンズで撮れないものは撮らない」
そのレンズでしか見られない景色だけ撮ればいいということです。

そんな単焦点レンズの個性を楽しみながら撮影するのもズームにはないものですね。

それぞれのレンズで見えた世界

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Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II

15mmの焦点距離・110°の画角は、極端に言えば今目の前に見えている光景がすべて写る感覚です。独特の距離感とデフォルメ感は、撮っていて楽しく感じますし、レンズの個性も強烈です。

 

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SONY SEL35F28Z Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA

今回唯一のオートフォーカス。「ちょっと広角」の35mmは意外と扱いやすく常用レンズになります。

 

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Leica SUMMICRON-M 50mm f/2

人間の見た「視野の大きさ」に一番近い=最も自然に写るのがこの50mm。ボクがもっともよく使う距離でもあります。その距離だけではなく、描写も素晴らしいレンズです。

 

 

DSC16111

Leica SUMMICRON-M 50mm f/2

 

単焦点は付け替える楽しさがあります。
そしてそのレンズでしか味わえない世界を見るために使います。

ズームではないこの世界も、とても楽しいものですよ。

 

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