—フィルム写真のススメ— FUJICOLOR PRO400Hで撮る北海道 美瑛の景色

 

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最近、ずっとSONY α7Ⅱの写真ばかりを載せていて、フィルム写真からちょっと遠のいてしまっていました。反省、までは行きませんがやはりフィルムでも撮らなくては、と思い、Nikon F2に「FUJICOLOR PRO400H」を入れて美瑛に行きました。

だんだんと、フィルムの選択肢が少なくなってきている現在、比較的入手しやすいフィルムの代表格と言えます。ISOも400で、日中時間帯から少し外れても使えますし、色も比較的素直で使いやすいと思います。特にこってりとした色乗りになることはありませんが、コントラストもハッキリ出てなかなか好きなフィルムです。

 

 

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「FUJICOLOR PRO400H」は、青色や緑色の出方に特徴が見られます。
寒色系の写りをするフィルム、というか見た感じよりも色温度が低く写ります。それがこのフィルムの独特の印象になっています。ミントっぽい、というかパステルっぽい、そんな表現がよく当てはまると思います。被写体にそういったものを選ぶと、このフィルムはよい表現をしてくれそうです。

 

 

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全体的に見て粒子はそれほど目立つことはありません。
少々暗くなってくるタイミングでは、目立つことはありますがそれはデジタルでも同じこと。これはこれで、写真やフィルムの味として捉えなくてはいけないと思います。

 

 

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デジタル写真に慣れている目には、もしかしたら「解像度が足りない」とか「コントラストが低い」、「精細感がない」「ノイズや粒子が粗い」など、ネガティブな印象を持ってしまいがちです。でも、そもそもデジタル写真とフィルム写真は別ものであり、感光する素子が異なっている以上、比較するのはナンセンスだと思います。

レンズによっても描写は異なりますし、性能も比較の対象にはそもそもなりません。
ではなく、やはりフィルムのやさしい色味であったり、味であったり、描写などに表現の差を感じて欲しいなと思います。

デジタル写真にはデジタルの良いところがあり、フィルム写真にはアナログの良いところがあります。お互い、それらは表現できないところだと思います。たまーにフィルムでこうやって写真を撮って、できあがりを見ると、ちょっとほっとする部分があったりします。特に、フィルム写真はすぐに写真の出来を確認することができないので、なおさらです。

デジタルカメラは、その場で写真の出来を確認することができるために、あまり深く考えずにパシャパシャと撮ってしまい、1枚1枚に重みがないのも事実だと思います。逆にそれを生かして、捨てカットを承知の上で決定的な瞬間を捉えることも可能です。でも、フィルムは写真との向き合い方が全く異なるのです。

デジタルカメラで、液晶画面上で一切の写真確認を行わずに1日撮りきることはまず無いと思います。1回やってみるとすごく不安な気持ちになると思います。フィルム写真はまさにその状態。だからこそ、1枚をとても真剣に向き合うようになります。それが、フィルム写真の一番の醍醐味かもしれないですね。

面倒を楽しむ。
写真や被写体と真剣に向き合う。
構図をとことん考える。

それって、フィルムならではだと思います。

 

 

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