モノクロフィルムの王道「ILFORD DELTA 100」を使用してみたので作例とともにレビュー

モノクロフィルムには、王道と呼ばれる製品がいくつかありますが、今回の「ILFORD DELTA 100」もそのうちの1つに入って来ると思います。ILFORDには、よいモノクロフィルムがたくさんありますが、今回はDELTAシリーズ。

Ilfo100

作例とともに、どんな写りをしてくれるのかレビューして見たいと思います。

粒子感が少なくきりっとした写り

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まずは明るい日中時間帯で撮影したものです。ススキの穂の部分でもわかるとおり、かちっとシャープに写ってくれています。超微粒子性能がこのあたりに出ているかもしれません。使用したレンズは最新式のモノではなく、それこそ何十年も前の設計のレンズでこれだけフィルムで解像度が高く描写してくれれば十分でしょう。

風景写真だけでなく、ポートレートにも非常に向いていそうです。ハイキーで女性とか撮ったらいい雰囲気になりそうですね。

 

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これもフィルムのシャープネス感がよくわかると思います。石造りのブロックの部分は手に取れるようです。前の作例でもわかると思いますが、後ボケはちょっと雑な感じになるでしょうか。もちろんレンズのせいかもしれませんが、ベタッと塗ったような絵作りは苦手なのかもしれません。

 

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このように、コントラスト比の高い場合でもきちんとついてきてくれます。シャープな写りをするというこもあり、解像度を要求されるような細かい被写体や建造物も向いていると思います。下のタイルの質感など見事に再現されています。

 

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最後は、かなり日が落ちて暗くなり、そろそろ手持ちの限界くらいのシャッタースピードしか確保できなくなった時の一枚。レンズの特性上、周辺減光が発生していますが、このくらい暗くなってもシャープ。粒子もそれほど目立たず破綻していないのが見事です。

全体的に、明るい環境から薄暗い環境まで、結構幅広く対応してくれる懐の深いフィルムだということがわかりました。多少露出がずれていても受け止めてくれそうですね。

撮り終えてみて

ボクのNikon F2には露出計がついていませんので、結構カン露出する時が多いです。ふらっと出歩く時には、露出計を持たず、iPhoneのアプリで済ませたりする横着者ですが、それでもこれだけ写ってくれました。
モノクロを初めて使うような人も、フィルムを使ったことがない人でも結構安心してフィルム任せにできそうな感じでした。

値段はちょっと高めの部類に入ると思いますが、それでもこの写りなら満足できますね。

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