ボクが今もフィルムカメラをこだわって使い続ける3つの理由

ボクはずっとフィルムカメラを使い続けています。

今やカメラと言えばデジタルカメラのことを指すくらい、デジタル全盛の世の中。当然、お店に行けばデジタルカメラオンリーの感じですし、グッズもそれ専用に作られているものがほとんど。フィルムカメラはもう生産されているものも残り少なく、店頭で見つけるのも困難なくらい。

これでは、もうフィルムカメラを使うことなんて時代遅れのように感じてしまうのもわかる気がします。でも、フィルムを使っています。もちろん、デジタルも好きですし、写りもすごくよくなりました。でも、やっぱりフィルムカメラは欠かせないと思います。

なぜなの?それは、当然理由があってのことなのですが、今回はそれを紹介したいと思います。

理由その1 フィルムの持つ味、表現力、色味はデジタルで再現できない

やはり第一の魅力というか、使い続けるワケはここにあります。
いくらデジタルカメラの性能が上がって、解像度や再現力が上がったとしても、フィルムとは別の次元のお話です。確かに、単純にものを『撮影する』だけだったら、デジタルの方がもう性能は上でしょう。

でも、フィルムのもつ味や表現、色味は再現できないと思っています。
言うなれば、別の写真。比べるものではないもの。そう感じているのです。

DSC5329

06221000032

この2枚の写真は、同じ被写体をほぼ同じ構図で撮影したものです。
レンズなどの違いから、若干の構図の違いはありますが、同じ被写体はわかってもらえると思います。
これはどちらかがデジタルで、どちらかがフィルムですがわかるでしょうか??

正解は、上がデジタル、下がフィルムです。
色味もそうですし、雰囲気も違いますよね。フィルムの方が優しく、ほんわかしているのに対し、デジタルの方は少しかたい雰囲気があります。

こう見てみると、同じ写真、カメラと言っても別物、という感じになると思います。
この雰囲気が欲しくて、フィルムを使用している、と思うのです。

理由その2 カメラの持つシャッターフィーリング、操作感

フィルムカメラの持つ操作感覚は非常にダイレクトです。
そして、シャッターを切った感じも非常にダイレクトです。

デジタルカメラでももちろんそういった操作感を味わえるものはありますが、高級機に限られますね。コンパクトなデジタルカメラなど、やはり「シャッターを切った」という感覚があまり感じられないものが多かったりします。

1
2

フィルムカメラは、写真を撮る上で重要なピント、絞りや露出、そういったものはすべてマニュアル操作のものが多いですし、機械的な操作も多いです。その感触が好きなんですね。気軽に撮れる、という意味ではデジタルにかないませんが、「写真を撮る」という一連の流れの中でのフィルムの操作感やフィーリングはやはり代えがたいものがあります。

理由その3 一枚一枚に愛着があり、その時の情景が思い浮かぶ

ここが一番重要なことかもしれません。

フィルムカメラで撮影した写真は、当然その場ですぐに確認することができません。
だから、というわけではないですが、一枚一枚をとても大切に撮影します。

FH030030

構図を決めて、光の明るさを計り、絞りとシャッタースピードを決め、ピントを合わせ、そしてシャッターを切る。この課程の間に、デジタルはおそらく10枚くらいの写真が撮れるでしょう。でも、一枚の重さはフィルムにかないません。

この課程があるからこそ、その写真の情景や、雰囲気、思い出がそこに刻まれるのです。
写真を現像に出してできあがった時、その時の様子が鮮明に思い出せる。それがフィルム写真のもっとも良いところではないでしょうか。

フィルムカメラやフィルム写真を始めるにあたって、身構えてしまうようなことはありません。
フィルムカメラ本体も、中古でかなり安く購入できます。数十年前に手が届かなかったプロ用のカメラだって、今は手が届く値段で購入できます。もちろん、そういったカメラは頑丈で壊れにくいです。

フィルムもまだまだ手に入れることができます。
いろんな種類があって迷ってしまうようなら、カメラ屋さんに聞けば良いのです。近所には、フィルムを現像したりプリントしてくれる写真屋さんがきっとあるはず。きっと暖かく迎えてくれるはずです。

フィルム写真はコストがかかります。
一枚の写真を仕上げるのに、フィルムを買って、現像に出し、プリントするかデータにしてもらう、といった行程と料金がかかります。でも、お金で買えない楽しさがあると思います。

手間と、時間と、いろいろな思いをのせてできあがってくるフィルム写真。
ぜひ、ずっと残って欲しいですし、いろんな人に使ってほしいと思っています。

Pocket
LINEで送る

1 Response

  1. bigbear より:

    はじめまして。全く同感です。マニュアルの緻密感とフィーリング。たまりませんね。
    出来上がりの写真はいつも不満足ですが、この操作感と金属緻密感はフィルムカメラならではですね。
    私もデジタルとフィルムと両方使っています。フィルムはニコンF、F3、OM-1、2、4、SR-T101、フォクトレンダー BESSA R3Mなど、デジタルはOM-D E-M5 MarkⅡ、エプソンR-D1s、R-D1xです。今はコシナツァイスイコンZMを探していますが、なかなか見つかりません・・・
    SONYα7Ⅱもずっと気になっていますが、なかなか手が出ません。
    記事は大変参考になり感謝です。ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>