SONY α7Ⅱと共に北の果てを行く Part2

前回の引き続きです。


SONY α7Ⅱと共に北の果てを行く Part1 | Senbonsakura.com

ずっと行きたいと思っていながら、機会がなくて行けなかった稚内とその周辺。道北の一番北の果てには、どんな景色や街があるのかとても興味がありました。

今回ふとしたきっかけで(そういったものがないと意外にいかなかったりするもの)、JRの特急にゆられて5時間。さらにそこからレンタカーを借りて、稚内→宗谷岬→浜頓別→豊富町→サロベツ原野→稚内というように道北の一番端っこをぐるりと巡ってきました。

今までに見たことのない夕陽

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仕事の関係上、クッチャロ湖周辺・浜頓別近辺に宿泊することが決まっていたので、稚内からレンタカーで移動となりましたが、途中で日が暮れる時間がやって来ます。車で南下していく最中、右側に夕陽が見え隠れするポイントがいくつもありました。

いくつもの漁港を過ぎて、いくつかの丘を越えて、そしてふと見ると雄大な景色がそこにありました。

まっしろな雪原の向こうに山がそびえ立ち、風を待つ風車が。
そしてそこに沈みゆく太陽。上空には待ちきれなくなって早々と出始めた月まで一緒におさめることができました。

時間にしてほんの数分。きれいな光芒を残して陽は沈んで行きました。

 

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あとから場所を確認してみると、宗谷岬から一つ右下のピンの部分。
特に名のある場所ではないけれど、駐車場があって、そこからこの夕陽を独占することができました。

翌朝

翌朝は、クッチャロ湖から一気に北海道の先端を横断し、オホーツク海側から日本海側に抜けて行くコースを進みます。晴れていれば、サロベツ原野の広大な雪原と青空から利尻富士を望む撮影を・・・などと考えていたのですが、天気は全くの逆。

クッチャロ湖周辺から豊富町に抜ける「北海道道84号豊富浜頓別線」の途中から、雪がけっこうな勢いで降り始め、豊富の駅に到着した時にはもう本降り状態です。

 

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北海道は、冬の時期は本当に厳しい気候が続きます。
目標としていた撮影計画はもろくも儚くも散り去ってしまいました。

一抹の不安を抱えながらそれでもサロベツ原野を目指しますが、この日は本当に運が悪かったようです。
風までも強く吹き始め、ちょっとした吹雪になってしまう・・・かと思ったら少し止んで、また吹雪いて・・・の繰り返しで、どうにもなりませんでした。

空は暗く落ち込み、風は吹き荒れ、自然の怖さを感じさせることとなりました。

 

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荒れ果てた大地がまさにうなっていました。
このあたりは、地吹雪もよく起きるとのことで撮影は車の中からちょこっと行うのみとなりました(とても外に出られる感じではなかったし)。

サロベツ原野から稚内へ

このあたりは海岸線をずっと北上するルートとなります。
天気が良ければ、左に日本海を、そして遠くに利尻島を見ながらのドライブとなったかもしれませんが、そんな景色を見ている余裕もない強風。

あおられないように注意をしながらの運転となりました。

サロベツ原野から時間にして1時間ほど。
稚内市街に入りました。

相変わらず小雪は舞っているものの、風は何とかおさまったようです。
稚内で友人のお勧めの店でお昼ご飯をいただき、稚内の駅舎内で仕事の書類を作り、街をぶらぶらしているとあっという間に帰りの列車の発車時刻が近づいてきました。

初めて歩く稚内の街並みは、ひっそりとしていました。
どことなく、寂しげで切なくて、夏に来ていたらまた全然違う印象だったろうな、と感じたものです。

確かに稚内の駅は新しくなっていましたが、そこに発着する列車は1日16本。
到着8本、発車8本です。
しかもそのうちの3本ずつは札幌行きの特急列車。普段の足として利用するであろう各駅停車はわずかに5本しか運行されていません。

最果ての地稚内は、その知名度こそ全国区ですが寂しげな街でした。
きっと、一番北ということもその感情に拍車をかけているのかもしれません。
でも、静かで良い街でした。

 

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札幌行きの特急列車の発車時刻は、16時49分。
日没時間を過ぎて、あたりはもうすっかり暗くなっています。北海道の冬の陽が落ちるのは本当に早いなと実感します。

先を眺めてみると、札幌まで果てしなく遠い気がしてきました。
ここから400㎞先まで。

ちょっと想像ができないな。

 

 

札幌に着いたのは、定刻より約7分遅れていました。
途中濃い霧が発生したためでした。

稚内から隣の車両に乗り合わせていた少人数のツアー客の方達は、札幌からさらに夜行列車を乗り継ぎ、青森へと向かっていきました。

今回の稚内行きでSONY α7Ⅱ+数本のレンズで見た景色は、どれも初めてのものでした。
それは、そこでしか見ることのできないとても貴重なものでした。

ずっとずっと遠い場所にあるけれど、また季節が変わったら行ってみたくなる、そんな魅力がある場所でもありました。

 

今回使用したレンズたち

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