厳冬のオホーツク海、圧巻の流氷

北海道に転勤で引っ越してから、いろいろな場所に出かけました。

函館や、旭川・富良野・美瑛方面、帯広などの十勝地方、積丹半島や襟裳岬など、有名なところは結構行ってきました。でも、どうしてもいけなかったところがあります。それは、冬のオホーツク海。そうです、流氷をなんとしても見たかったのです。

でも、その距離札幌から約400㎞。厳冬のオホーツク海へ車で移動する勇気がなかったのです。でも、人間の慣れというのものはすごいモノ。冬にいろいろな雪道を走って慣れて、ついにロングドライブを決行することになりました。

夜に札幌を出かけて、明け方に到着しました。
高速道路を走れば早いような気がしていましたが、そこは冬の北海道。天候が悪ければ容赦なく視界を奪っていきます。夜の冬道、そして高速道路。おそらく、慣れていない人にとってはものすごく遠くて大変な道のりのはずです。冬の道を走り込んでおいたおかげでした。

途中の道の駅でちょっと寄り道して温泉に入った後、サロマ湖付近から知床方面へと向かいます。網走では、観光船に乗る予定ですが、これは後日の予定です。

さあ、そして流氷とのご対面です。

見る物から言葉を奪い取る圧巻の光景

言葉を失う、というのはこういったことを言うのだな、と思いました。
途中の国道から、ちらほらと見えてきた流氷。車を止めて見てみると、それはもう別世界。

人と比べると、その景色の雄大さがわかると思います。流氷で覆われたその世界は、波も全くなく、ぎゅう、ぎゅうと流氷たちがこすれ合う音がして神秘的な世界でした。

沖の方までびっしりと流氷に囲まれています。まるでそこには海なんて最初から存在していないかのような、圧倒的な流氷。しばらく見とれるてしまいます。

そして、なんといっても素晴らしかったのは日が沈む時間帯です。

流氷に沈んで行く太陽は、その場の凍てつくような気温を忘れさせるのに十分でした。

この年の北海道は寒かったのです。だからこそ、流氷がたくさん流れ着いたとも言えますが、この日も、知床付近の最高気温は−8℃程度。最低気温は、−20℃近くだったはずです。その中、三脚を置いてカメラのファインダーを覗いていたのですが、本当に、寒さを忘れました。

普段、日が沈むのを見るなんて時間はありませんし、そんな気持ちすら忘れていました。
なんて、贅沢な時間なんだろう。
そして、すっかりと日が沈んだのを見届けてから、この絶景ポイント「プユニ岬」を離れました。

またきっと、流氷を見に行こうとこの時堅く心に誓って、帰路についたのでした。
本当にすばらしい体験をしました。

インターネットで写真プリントできるので、帰ったらさっそく撮った写真を出してみようと思います。

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