もうすぐシーズン到来!流氷を見にオホーツクの海へ出かけよう!

北海道の冬には、日本の他の地域では見られないものがたくさんありますが、その中で代表的なものが流氷ではないでしょうか?北海道でもオホーツク海沿岸となりますので、なかなかお目にかかる機会がないのですが、その光景は圧倒的なものです。

毎年、1月の終わりから3月にかけて流氷がやってきます。
そう、シーズンはもうすぐなのです。

今回は、その流氷の魅力とともにそのオススメポイントを紹介したいと思います。

流氷を知る

流氷は北海道の北の果て、オホーツク海沿岸等にわずか数ヶ月だけ訪れる希少性の高いものです。
オホーツク海の流氷は、北海道よりはるか北のロシア、アムール川の水が海に流れこみ、その結果塩分が低くなった海水が凍り、その凍る過程で塩分がだんだんと抜けることによってできると言われています。

オホーツク海沿岸から流氷が目視で確認できたそのシーズンの最初の日を「流氷初日」と言い、平年では1月中旬から下旬頃となります。その後1月下旬から2月上旬頃にかけて接岸し、3月の終わり頃になくなります。範囲は、広い時には稚内から知床半島にかけて、さらに知床半島から回り込んで羅臼地域まで接岸する場合があります。

毎年の流氷の様子は専用のサイトで確認することができます。海氷情報センターや、流氷サイトと言ったところが定番です。

流氷見学で一番のポイントは知床半島から羅臼近辺となります。
接岸する密度もこのあたりが一番高く、シーズン内で接岸している確率が一番高いポイントとなります。
この地域を中心として、旅行日程を組むのが良いと思います。

その日程ですが、流氷に会える確率が一番高いのが2月の中旬から下旬頃となります。
流氷は、その日の風向きや温度によってあっという間にいなくなってしまったりしますので、毎年確実な状況というのはありませんが、この2月の中旬から下旬頃の知床近辺であれば、確実性が高いと思います。

 

流氷へのアクセス

流氷ポイントへは、どうしてもアクセスが限られてしまいます。
北海道外からアクセスする場合に一番近い空港は女満別(めまんべつ)空港となりますが、本数があまりありません。羽田からは1日5本出ていますが、大阪や福岡などからは直行便がありません。新千歳空港に向かって、そこから乗り換えという手段しかなくなってしまいます。

また、JRも運行本数が少ない上に時間もかかります。
札幌から網走まで、唯一直行の特急がありますが、5時間30分程度かかります。
さらには、移動には車が必須の所もありますので、かなりハードルは高いかもしれません。

ですので、最初は「流氷観光ツアー」がこの時期各旅行代理店で用意されていますので、それらを利用することをオススメします。少し慣れたら、自身で計画を立ててみるのが良いかもしれませんね。

おすすめポイント紹介

さて、ちょっとハードルが高いなー、なんてお話しをしましたが、でもいったん流氷を見てしまえば、そんな苦労も吹っ飛んでしまうはずです。ここから、オススメのポイントを紹介してみようと思います。

 

流氷観光船

シーズンには、流氷の海へ航海をしてくれる船が2パターンあります。

1つめは、網走から出港する「砕氷船 おーろら」です。
比較的大きな船で、網走近辺に流氷がある場合には、その中を進んでくれます(流氷が無くても出港します)。流氷の中を進むので、間近に見ることができるのですが、あまりにも流氷の密度が高すぎてしまっても欠航となってしまいます。ちょっとおとなしめの観光船、という感じでしょう。

2つめは、紋別から出港する「ガリンコ号」です。
ボクは、こちらをオススメします。

DSC9879

おーろら号に比べると、比較的小さな船です。
ですが、かなり豪快です。流氷を思いっきり体験したいのであれば、俄然こちらが良いと思います。

ガリンコ号は、氷を砕くらせん状の「アルキメディアンスクリュー」を装備しているのが最大の特徴。ネジが船の先端に2つついているイメージですね。ネジを締めていくと、ちょっとずつ進んで行きますが、あんなイメージです。船首を流氷にのりあげて、回転するこのスクリューを船の重さで押付けて氷を割って進みます。

 

DSC9868

ネジのようなものが見えるのがわかるでしょうか?

これがぐるぐると回っていて見ているだけで大迫力です。
さらに、流氷に乗り上げたり砕いたり、ぶつかったりするので、船全体が「ゴゴゴゴ」と揺れたりして大迫力。楽しいひとときを過ごせると思います。

DSC8050

運が良ければ、国の天然記念物オオワシに会えるかもしれません。

 

このガリンコ号、1日に何本か出港しますが、オススメは一番最初か最後。
双方ともに晴れていれば日の出、日の入りが体験できます。流氷の上を航海しながら昇る太陽・沈む太陽を眺めるのは素晴らしいですよ。

 

10687426853 d6d0b79e9e o

暗い中の乗船もまた迫力があって良いものです。

このガリンコ号は、完全予約制。
シーズンの日中時間帯は、早くから予約で埋まってしまうので、利用を考えている場合には急ぎましょう。

ガリンコ号の予約状況で確認してみてください。

 

流氷ノロッコ号

網走駅から、知床斜里駅までの約1時間、『流氷ノロッコ号』に乗ってみましょう。
1月の31日から、3月にかけて運行されるこの列車、その名の通りゆっくりと流氷の見えるポイントを選びながら走ってくれる観光列車です。

 

列車の中には、石炭をくべるだるまストーブが設置されていたり、車内販売があったり、観光ガイドがあったりして楽しめます。だるまストーブは、その上でするめを焼いたり、お燗をしたりできます。いつの間にかアットホームな雰囲気になっていて都会で味わうことはできません。

 

DSC0052

また、途中の「北浜駅」では長時間停車してくれて、駅にある展望台から流氷を眺めることができます。

 

DSC0069

遠くまでびっしり流氷がある時には、素晴らしい景観を見ることができます。

料金は840円。
1日2往復なので、時間帯に注意してくださいね。

JR北海道のページから詳細は確認してみてください。

 

プユニ岬

最後はやはりココでしょう。

流氷の密度が一番高いと思われる知床半島での絶景ポイントとなります。

 

ココは車しか交通手段がないのが難点ですが、ぜひとも訪れたいポイントです。
ここに至るまでの国道の至る所に、流氷を眺めるポイントがありますので、そこを見ながら進みましょう。晴れていれば、こんな素晴らしい場所が途中にあります。

 

DSC0130

この近辺には、滝全体が凍り付いた「オシンコシンの滝」もあって、ちょっと足を伸ばして見に行くのも良いと思います。また、このあたりには道の駅「シリエトク」やウトロの市街地もあるので、何かお土産を買ったりといったことも困らないと思います。

もちろん、ホテルも近くにありますが、シーズンはほとんど埋まってしまっています。早めに問い合わせるのが良いと思われます。

そして、プユニ岬の展望を楽しみましょう。

 

DSC0147

特に、日の入りの時間帯は最高の眺めが楽しめます。
流氷の中に沈んで行く太陽は、一度見ると忘れることができません。寒さを忘れて夢中で見入ってしまったり、シャッターを押しまくってしまったりしました。たった30分程度の時間ですが、この時間はぜひプユニ岬に足を運んでみてください。

 

 

なかなか見る機会が少ないと思われる流氷ですが、1回やってくると毎年行きたくなってしまいます。
それほど、世界観が変わるのです。

ぜひ、体験してみてください。

ただし、防寒対策はくれぐれも万全を期してください。
この時期、朝方冷え込むと知床近辺は−20°程度までなります。この気温で船に乗って風にさらされるとさらに体感温度は下がります。

念には念を入れて、お出かけください。
でも、その寒さのおかげで、雪の結晶も見ることができます。

 

DSC 0270

 

なにもかも都会では味わうことができない体験ができる流氷ツアー、ぜひともどうぞ。

 

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>