さっぽろ雪まつり最終日! 会場を歩いてみて感じたこと。

今日(2015年2月11日)、さっぽろ雪まつりが最終日を迎えました。

今年は第66回。
札幌市内3カ所の会場で色々な催し物が行われました。

 

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そこでちょっと感じたもの。

雪祭りって?

有名なイベントですので、たくさんの方がご存じだと思います。

今年は、全部で207基 (会場別内訳 大通:125基、つどーむ:22基、すすきの:60基)の雪像・氷像が建てられました。雪の輸送は、1月の7日から始まり、1ヶ月近くかけて準備が行われます。準備が始まると、大通公園の至る所で通行が制限され、足場が組まれ、雪が盛り上げられ、クレーンやブルドーザーが出動してこれらを設置しはじめます。

雪祭りに使用される雪は、札幌市内にある雪置き場からやって来ます。
滝野霊園、里塚霊園、サッポロさとらんど、モエレ沼公園、石狩湾新港などにそれらがあり、10トントラックで3000台分以上の雪が使用されているそうです。

毎年、観客数は230万人前後となり、この時期のまさにビッグイベントとなります。
札幌市や、札幌観光協会、札幌市教育委員会、札幌商工会議所といったところが主催になってこのイベントを支えています。

札幌に住んでいると。。

ボクが札幌に引っ越して7年目。

最初の年は熱心に見て回りましたが、それ以降はちょっと通り過ぎるだけ、ちらっと見てみるだけ、そんな感じになってしまいました。だって、雪毎日見てるし……

なので、雪像や氷像そのものよりも、そこに集まる人たちをスナップする方が写真撮りにとっては面白かったりします。

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会場内にはたくさんの出店があります。
お昼時間帯や夕飯の時間帯問わず常に賑わっています。

道内各地や、いろんな場所のお店があり見ているだけで迷ってしまいそうです。それに、夜は−5℃程度にはなるので、暖かいものを飲んだり食べたりしたくなりますよね。大通会場はとくに距離もあるので歩くし疲れます。

 

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大通の会場を、今年はがんばって歩いてみましたが、いろんなものが見え隠れしてしまいました。

ボクがまだ小さくて東京に住んでいたころ、ニュースでこの時期必ず札幌雪祭りの様子が映し出されていました。そこには、北国の静かなお祭りという印象があって、いつかは行ってみたいと思っていました。

ですが、数十年経って現実になってみてみると、そこには企業の思惑が見え隠れし、コマーシャルの場となっている様子が見てとれました。大企業の協賛イベントです。

確かに、この時期だけで200万人以上の集客があるので非常に重要なイベントだとは思います。
お金もかけていますし、かかっています。
でも、会場に行ってみると照明はギラギラと昼間のように明るいし、いざ雪像に目を向けてみると企業のコマーシャルばかり。先ほどの屋台や店だって、企業関連のものが目立ちます。

市民が参加して雪像を作っているものもありますが、それはメインの会場から追われ目立たないところにあるし、なにか地元の人とは遊離・乖離した他人事のような感じがしてしまいました。

本当にこの雪祭りを楽しみにしている市民がどれくらいいるのだろう?と。

 

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お祭りというのは、本来地元に密着してその土地の人たちのものなのではないかと思います。

でも、規模が大きくなればなるほど、それらは失われてしまうのですね。
札幌は観光都市でもあります。日本各地だけではなく、色々な国から観光客が訪れます。雪祭りも相当な数の外国人が来ています。

そこから落ちていくお金を目当てにし、そして名前を売ろうとする企業の思惑ばかりが目立ってしまいました。

この時期、札幌市内のホテルは満室になります。
通常の数倍になっている値段でも、です。
そして、この時期の札幌ツアーは、通常の4・5倍の料金になるそうです。

ボクは、この時期大通近辺は混んでいるし、ちょっと物価は高くなるし、汚くなるのであまり好きではありません。次第に、このイベントから足が遠のいてしまいました。

 

 

札幌には、もうひとつ200万人規模の動員があるYOSAKOIソーラン祭りというものがありますが、これもよくわからないイベントです。いったい何のためのイベントなのだろう?と。北海道や札幌伝統のなにかに基づいたものでもないし、ソーラン節とは全く関係ないし。

雪祭りも、雪・氷という北国っぽい題材を使ってはいますが、なにかそういった集客イベントになってしまったような気がして、ちょっと残念な気持ちになった日でもありました。

 

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