容量満タン回避!WindowsでiPhoneなどのバックアップ先を変更する方法

日頃からiPhoneを利用して音楽等を持ち歩いているわけですが、1つ問題がありました。

それは、母艦にしているパソコンのドライブの容量が少ないこと。

使っているうちにどんどん容量の空きがなくなってしまいました。
今回は、それらを解消するセッティングを実施してみました。

現状として・・・

母艦にしているパソコンは、所有しているMacBook Proではなく、自作のWindows PCなのです。

このWindows PCですが環境としては、128GBのSSDをCドライブとして、1TBのHDDを2台、RAID0構成(Dドライブ)にして組んでいます。2年ほど前のCPU(Intel CPU Core i5 3450 3.1GHz)を使用していますが、特に速度等で気になる部分はありません。

問題は、というとCドライブの容量の少なさ。
SSDのため、128GBという若干ものたりない容量なのです。もちろん、データの保管先やマイドキュメント等はDドライブを指定しているのですが、iTunesのバックアップ等はそのままCドライブでした。

iPhoneやiPadの場合、バックアップをパソコン本体にすると状況にもよりますが、大体5GB〜7GB程度の容量を使います。ボクの場合両方使用しているので、バックアップを取るたびにこれらの容量を使用することになります。また、iOSのアップデートの際もiTunesを使用しているので、データをダウンロードすると2GB程度を必要とします。

これらがたまってくると、あっというまに数十GB程度の容量を食ってしまいます。
128GBのSSDにはちょっと厳しい・・・
しかも、他のパフォーマンスまで影響してしまうのもよくないですし、SSDは容量が足りなくなってしまうといろんな不具合も出てきてしまうのも事実。

そこで、データの保管先をDドライブに変更することを考えました。
意外に面倒、というかiTunesで簡単にサクッとできなかったので、自身の備忘録としてそして同様の事例をお持ちの方への共有としてこの記事を書いてみましたので、参考にしてみてください。

Windows PCでの作業手順

今回ご案内する手順は、MacではなくてWindows PCです。
Windowsなら、7や8等に共通して使用してもらえると思います。

また、今回の事例はCドライブとDドライブのようにパーテーションやドライブが分かれている場合となります。Cドライブのみなどの場合には当てはまりませんのでご承知おきを。

作業① 移動先フォルダを作成し、元データを移動する

デフォルト(iTunesをダウンロードしたそのままの状態)だと、バックアップフォルダは以下となっています。

 C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup 

「ユーザー名」はそれぞれ異なっていますので、お使いのPCで確認してください。
また、このフォルダ自体(AppData)は「隠しフォルダ」となっていて通常はエクスプローラー上表示されないので注意が必要です。

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参考までに、「ファイル名を指定して実行」から「%appdata%」と入力しても表示させることができます。

 

これを、Dドライブ上に新たに作成したバップアップフォルダに移動しますので、Dドライブ直下に「iTunesbackup」というフォルダを作成しておきます。

フォルダを作成したら、元々のCドライブ上のバックアップフォルダ(Backupというフォルダ)ごと、切り取りします。Windowsのショートカットだと「Ctrl+X」ですね。コピー&ペーストではダメ。なぜかと言うと、今回の作業では「シンボリックリンク」というものを作成するため、元の名前やデータがあると実行できないためです。

Dドライブ直下の「iTunesbackup」というフォルダの中に、「Backup」というフォルダができたことを確認してください。

作業② 移動するためのコマンドを実施する

言葉にするとちょっと難しいですが、実際の作業はそうでもありません。

まず、「コマンドプロンプト」を起動します。

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Windows7までならスタートボタンをクリックし、検索欄に「cmd」と入力します。

 

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Windows8なら、「チャーム」を表示させます。
ショートカットなら「Ctrl+C」、マウス操作なら、画面の右上角から下方向に下げると表示されるあれです。一番上の虫眼鏡をクリックして、同様に「cmd」と入力します。

 

この「cmd」を右クリックして「管理者として実行」します。

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通常起動しても実施できるかと思いますが、管理者として実行しておいた方が確実のようです。

すると、以下の黒い画面が表示されるはずです。

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ココに、以下の文字列を貼り付けます。

 mklink /d "C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥MobileSync¥Backup" "D:¥iTunesbackup¥Backup" 

 

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ユーザー名の部分は、お使いの環境によって変更してください。
黒い画面のコマンドプロンプトは、Windowsのショートカット(Ctrl+V)のペーストができないので、画面上で右クリックして「貼り付け」します。

あとは、「Enter」キーを押すだけ。
「シンボリックリンクが作成されました」旨の表示がでたら成功です。

確認してみる

以上の作業をした後に、もともとのファイルがどのようになっているか確認してみます。

 

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このように、ショートカットのようなアイコンが作成されていることがわかります。
実際にはショートカットではなく「シンボリックリンク」というものです。

応用編

これ以外に、iOSのアップデート時のファイルも移動させることが可能です。

アップデートを実施する際に、iTunesはアップデート用のファイルを以下に保存します。

 C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥iTunes¥iPhone Software Updates 

この「iPhone Software Updates」フォルダごと上記同様切り取り(Ctrl+X)して、Dドライブ直下の「iTunesbackup」フォルダ内に貼り付けます。

※iPadの場合には、「iPad Software Updates」というフォルダになっています。

そうしたら以下をコマンドで実行します。

 mklink /d "C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥Apple Computer¥iTunes¥iPhone Software Updates" "D:¥iTunesbackup¥iPhone Software Updates" 

ユーザー名と、iPadかiPhoneかは任意で変更してくださいね。
そうすると、以下のようなシンボリックリンクが作成されるはずです。

 

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こうなっていれば成功。
これで、Cドライブの容量が逼迫されることはなくなりそうです。

 

いかがでしたか?

今回は、WindowsでCドライブとDドライブが分かれている場合に関して説明しましたが、同様に外付けドライブの場合も同じ作業で実施できます。

また、Macの場合のこのシンボリックリンクが使用できますので、またの機会に説明したいと思います。
お役に立てれば幸いです。

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