一生モノとの出会いって?出会いと別れを繰り返してもまだ使い続けるものの価値ってなに?

○○と出会うこと、ってありそうでなかなかないですよね。

Di99372
この「○○」とは、一生付き合って行きたい人や物のこと、と置き換えてください。
人と物を一緒のラインで語るのはどうかと思いますが、一生モノは別。
ちょっと真剣に考えてみましょう。

物との出会い

単純に気に入った物は、ずっと使い続けるという方は多いと思いますが、一生使えるか、付き合えるか、と聞かれると難しいと思うことがほとんどです。現代は大量消費の時代。モノを大切にして、ずっと使っていくという風習自体が時代遅れなのかもしれません。

ある物を購入して、それが壊れたり調子悪くなったりしても、修理に出すよりも新しく購入した方が安くなることだってザラ。特にデジタル関係はその傾向が顕著ですね。2年くらい使うと大体機能的には古くなってしまうし、仮にそのくらい使って壊れたとしても、修理に出すかといったら微妙なところ。

パソコンなんて、HDDや液晶がちょっと壊れたりしただけで7万とか8万とか請求されることもあります。新しい物を買ってしまった方がすっきりしてしまうのは、私だけではないでしょう。

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こんな感じですから、一生モノと出会う機会すらなくなってきました。長く使うモノを探すことも少なくなってきました。こういったモノは、しかも大抵高価な物になってしまいましたしね。人によっては、鞄や靴(両方とも漢字に革が入りますね)とか、時計とか、万年筆とかがノミネートされると思いますが、どれもこだわりが必要なモノばかり。

個人的には、古いフィルムカメラとか、桐のタンスとか、頑丈な銅鍋とか(どれも時代遅れですね)を思い浮かべましたが、全部きちんとしたメンテナンスが必要なものばかりです。このメンテナンスという「手間」を無駄と考えるか、投資と考えるかで考え方ががらりとかわります。

投資できる程の「モノ」に出会うことは、実は人との出会い以上に難しいのかもしれません。

人との出会い

一生付き合って行く人って考えたことがありますか?
もちろん、結婚した相手や家族、恩師、親友などだと思いますが、別に現存している(そばにいるという意味での)人限定でなくても。

ボクは、一生付き合って行く人の中には、初恋の人や、初めて手をつないだ人、初めて付き合った人、初めて別れた人、初めて裏切られた人も入ってくると考えています。誰しも、物心ついてからの人と初めての体験はずっと覚えているはずです。一生付き合って行く人のリストに入るには十分過ぎるほどの出会いです。

なぜ、それらの体験を覚えているのでしょうか。

それは、その時の自分自身がとても感受性豊かだったから。
その時の体験がとても強烈だったから。
だからこそ、覚えているのだと思います。大切なのは、その時の気持ちを覚えていてほしいということです。

Emo9723

人は、経験をするうちに、その経験から今の状況を補足するという機能をもっています。それは良いことでも使われますし、悪いことでも使われます。経験を積むと、いろんなことに動じなくなりますが、逆に感動も少なくなり、ちょっとのことではドキドキしなくなります。

ドキドキしなくなる、というのはとても寂しいことだと思います。
それは、出会いの機会を少なくし、また出会いの感動を薄れさせます。
良いことも、悪いことも、人間はドキドキしなくてはいけないのだと思います。

初めての時には絶対にドキドキしていたはず。
恋して時間が経つのを忘れた時、手をつないでいろんな場所に行ったあの時、大好きな人と別れて夜通し泣いた時、あいつに裏切られて悔しさに震えた時・・・・・・

それこそが出会いだと思いますし、その体験は一生モノではないでしょうか。
経験は確かに必要ですし、大切ですが、絶対に対極の部分として感受性豊かな初心を忘れてはいけないと思います。

結局のところそうゆうこと。

出会いはお別れの第一歩なのかもしれません。

寂しいこと言うなあ、と思われるかもしれませんし、冷たい言い方だなあ、と感じられるかもしれません。でも、モノはいつか壊れるでしょう。大切にしているカメラだって、フィルムがなくなってしまうかもしれないですし、鞄だって、職人さんが辞めてしまうかもしれません。

人も、そう。
大切にしている関係も、いつどんな事情で壊れてしまうかもしれませんし、家族だって、いつまでも一緒にいられる保証はありません。

一生モノ、というのはもしかしたらそれらを大切に思う気持ちのことなのかもしれません。
大切なモノとの出会いだから、大切な人との出会いだから、その時の気持ちを大切に一生付き合って行くんです。

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そう考えると、その気持ちは日々持ち続けるものなのではないかと思いました。この先、まだまだ何年、何十年と時を重ねていくと思います。きっと、まだまだ一生モノの出会いは訪れるはずです。でも、モノを大切に思う気持ちや、ドキドキする感覚を忘れてしまっては出会いの回数も減ってしまいます。

「一生モノの出会いってなかなかないなあー」なんて考えていると、出会う機会は減ってしまったり、気が付かなかったりするのかもしれません。実は、日々の感情や気持ちや、何気ないふれあいや行き交いがきっかけになるものです。

初めての気持ちを忘れずに、人や物と向き合ってみようと思います。そして、人や物を大切に思う気持ちも日々持ち続けようと思います。だって心震わせるような気持ちや出会い
や、感情が待っているのかもしれないですよ。

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